HPF2022

HPF2022(大阪府高校演劇祭)の観劇レポートのブログです。

7.28咲くやこの花高校「あやとり」

公演、お疲れ様でした。今回の作品「あやとり」を見て思ったことを書きたいなと思います。

全体を通して凄く良かったです。役者の方々もそうですし、音響さん照明さんのオペレートも大胆かつ繊細に操作していてすごかったです。

息を合わさないとできない場面でも綺麗に重なっていて、凄い練習してきたんだなと感動しました。

作品の内容はとても複雑で、場面ばめんで考えさせられるようなものばかりでしたから見ていて飽きず、話の緩急も心地良いものになっているし、一つひとつの感情がしっかり表現されているからより深いものになっているので、良いな〜凄いな〜と思って見ていました。いろんな社会問題を取り上げていて、それらが深く、まさしく「あやとり」のごとく絡み合って解けない、切り離せないものに今なっているんだなと考えました。あと、あのスーツを着た人の狂気的な演技がすごい好きです。

照明はメイシアターでしかできないようなことを沢山していてミラーボールとかが斬新だし、場面の変わり目の変化が自然に変わっていて良かったです。

改めて咲くやこの花高校さんとても良い劇を見させていただきありがとうございました。

(長尾高校)